今回はゴムボートに必ず装備するものと、あれば便利なものを紹介します。
ゴムボートでの魚釣りには、ざっくりですが以下のような装備品が必要です。
- ライフジャケット:ゴムボートに乗る場合は必ずライフジャケットを着用しましょう。万が一の事故に備えて安全に釣りを楽しめます。
- ロッド&リール:釣り竿とリールは、ゴムボートでの魚釣りにおいても必要です。ゴムボートの底にスリットがある場合は、ロッドホルダーを使ってロッドを固定することもできます。
- アンカー:ゴムボートを風や流れに流されないように、アンカーを使って固定する必要があります。アンカーは、ゴムボートの大きさに合わせたサイズを選びましょう。
- パドル:エンジンが故障した場合などに備えて、パドルを用意しておくと安心です。
- クーラーボックス:釣った魚を保管するためのクーラーボックスが必要です。また、飲み物や食べ物を入れることもできます。
- 魚探:魚探は、魚の存在を確認するために役立ちます。ゴムボートでの釣りにおいても、魚探は有効な装備品です。
- タックルボックス:ルアーやライン、フックなどの釣り具を収納するためのタックルボックスを用意しましょう。また、夏の釣りには蚊取り線香や虫除けスプレーなどの虫除けアイテムもあれば便利です。
ゴムボートでの魚釣りに必要な装備品の一例です。釣りのスタイルや目的に応じて、必要な装備品は異なる場合がありますので、事前にしっかりと確認しましょう。
琵琶湖 南湖での装備
必ず装備するもの
①アンカーとロープ
ゴムボートは底が平らになっていているので、少しの風でもすぐに流されていきます。
流されないためにも必ずアンカー(重さ3kg)は装備してください。
ロープは10mほどあれば十分です。
★手漕きボートの場合は、アンカーで固定してからルアーを投げるのが基本になります。
エレキモーターを装備しているゴムボートは アンカーをあまり固定しなくても、 バスボートのようにゆっくり移動しながら ルアーを手返しよくキャストできます。
広範囲に調べられるのでバスに出会うチャンスが増えドラッキングなどのテクニックも移動しながら行うことができます。
ただゴムボートで使うエレキモーターはほとんどがハンド式になっています。
そのためエレキのハンドルを固定して移動させていても、片手は舵取り操作で使うためキャスト&リーリングだけに集中できないときがあるので、そこは気を付けるポイントになります。
ドラッキングとは
ルアーをキャスト(投げて)してリーリング(巻く)するのではなく、キャストした状態からエレキモーターを操作して流しながらボトム(底)をルアー(ワーム、クランクベイト、ミノーなど)で引きずって広範囲にバスを探す釣り方。
通常のキャスティング時の水深よりルアーを深く潜らすことができる。
②空気入れ
湖上で何らかの原因で空気が抜けることを想定して、ゴムボートには常に空気入れは積んでいたほうがいいです。少し邪魔にはなりますが。
③ライフジャケット
ライフジャケットは種類と特徴があります。
タイプ
TYPE A
全ての小型船舶に法定備品として搭載することができるタイプ。
遊漁船などで装備されている桜マークのライフジャケットです。
オレンジ色、ホイッスル、反射板
TYPE D
平水区域、2時間限定沿海区域及び沿岸区域を航行区域とする小型船舶(旅客船を除く)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプ。
自由な色、ホイッスル、反射板
TYPE F
平水区域、2時間限定沿海区域及び沿岸区域を航行区域とし、かつ、一定の諸条件に適する小型船舶(旅客船を除く)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプ。
自由な色
形状分類
チョッキ式
衣類のチョッキ(ベスト)と同様の形状をしており、両腕を通して、身体の前にて、紐、ファスナー又はバックル等で留めます。また、腹部のベルト、または、両脇の寸法調整部で、身体にフィットさせるように調整します。
膨脹式
浮力体として炭酸ガス等を使用するため、通常は、非常に薄くコンパクトです。
膨脹方法としては、自動式(水に浸かると自動的に膨脹)又は手動式(膨脹作動用の紐を引くことで膨脹)の2種類があり、作動すると、内臓のボンベから気密袋にガスが充填され膨らみますが、万一、膨らみが足らない場合には、息で補充することもできます。
また、形状としては、首掛け式、ポーチ式、ベルト式、ジャンバー式のものがあります。
バス釣りはキャストしてリーリングの繰り返しなので、できるだけ上半身には動きの妨げになるものを着たくないので次のようなタイプのライフジャケットがおすすめです。
膨張式(内蔵ボンベ)の首掛けタイプかベルト式タイプ
この①~③は必ず装備して下さい。
便利グッズ
あったら便利なもの その理由
①椅子の上にクッション
ゴムボートの座椅子はだいたい木材でできたものが付属されていてます。
この椅子が長時間座っていると、どうしてもお尻が痛くなってくるのです。
その対策として座椅子の上にクッションを取り付けます。
クッション性があるものなら何でもいいんですが、私の場合はエアーで膨らますタイプのクッションをマジックテープで貼り付けています。
②底板を付け足す
座椅子に長時間座っているとお尻だけでなく腰も痛くなってきます。
また、時にはバスボートのようにスタンディング状態でルアーを投げたくなってきますよね。
でも、ゴムボートの底板はふにやふにゃしていてスタンディングすると安定感がなく、バランスを崩してボートから落ちる危険があります。
そこで、底板をスタンディングする位置に1枚足すことによってかなり安定感が増します。
底板は厚ければそれだけ安定しますが、カットのしやすさと運ぶときの軽さで私の底板は5mm厚にしています。
コンパネ(ベニヤ)はホームセンターなどで購入できますよ。
スタンディングする範囲のコンパネをボートの大きさに合わせてノコギリでカットするだけです。
簡単にカットできますので作ってみて下さい。
③魚探
魚探は水深と水温が分かるだけでもモチベーションが上がります。
ただゴムボートに装備するにはある程度のDIYが必要です。
④ランディングネット
私がバス釣りを始めたころは釣れたときはバスの口を掴んでランディングするのが普通だったのですが、今はランディングネットを使う人が増えてきました。
少しスペース的に邪魔になるかもですが、ブラックバスを手元まで寄せてバラすのが心配なかたは装備したほうがいいですね。
まとめ
必ず必要な装備品もありましたが、ゴムボートは意外に狭いので、あれもこれも積み込むと逆に釣りをするのに邪魔になりかねません。
極力コンパクトにまとめられる様に考えていくことをおすすめします。
釣行を重ねていけば自分スタイルのゴムボートが出来上がってきますので、使いにくいところはDIYしながら楽しんでいきましょう。
ノースフェイス コンパクトジャケット
ちょっとした風や雨などに。コンパクトになるから何かと便利。
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