今回は古いアメリカ製のルアーを紹介します。
バス釣りに夢中になっていた1980年~1990年代あたりに集めたものです。
今でも発売されているものもありますが、最近はあまり見かけないものもあると思います。
では、アメリカ製(海外製)のルアーを見ていきましょう。
観賞用になったルアー達
日本製のルアーが出てきた1980年代あたりから、少しづつアメリカ製のルアーは使わなくなっていきました。
今ではほとんどフィールドには持って行かないです。
たまにアメリカ製のルアーが見たくなり、押し入れから引っ張り出して眺めるたり触ったりしています。
ほぼ鑑賞用になってますね。
アメリカ製のルアーは個性があるのでルアーメーカーがどこなのかは、意外に分かりやすいです。
私が持っているもので紹介していきます。
ルアーメーカー
HEDDON(ヘドン)
アメリカ合衆国のオハイオ州デトロイトにあるジェームズ・ヘドン(James Heddon)によって、1880年に設立されました。最初の製品は、魚を捕まえるための羽毛のルアーでした。
その後、ヘドン社は様々な種類のルアーを開発し、フィッシングルアーの分野で重要な役割を果たすことになりました。今日、ヘドン社は、伝統的なルアーから最新の技術を取り入れた高度なルアーまで、多様な製品を提供しています。
木製のルアーやプラスチック製のルアー、ハンドメイドのルアーなど、様々なタイプのルアーを製造しています。
フライフィッシング、トラウト、ブラックバス、サーモンなど、多くの釣りの種類に適していて、世界中の釣り人から愛されています。
特徴
ヘドンのルアーはどれも個性があるので見ていて楽しいです。目の方向が定まっていない所も味があっていいです。
上の左側より、タイガー、ベビートピード、下の左側よりWoodザラ、ダイイングフラッター
Bagley(バグリー)
1954年にJim Bagleyによって設立されたアメリカのルアーメーカーです。
Bagleyは、世界で最初にハードプラスチックを使用したフローティング・ディープダイビングクランクベイトを開発したメーカーとして知られています。
特徴
目がかわいいのです。ここには紹介していませんが、DB-3は今でも使っています。
チャターBⅢ、バルサB2,チャグオー、スピナーテールバングオー
Rapala(ラパラ)
ラパラ(Rapala)社は、1936年にフィンランドのラップランド地方で、ラウリ・ラパラ(Lauri Rapala)によって設立されました。
ラパラは、自身が釣った魚を売るためにルアーを作り始めたのがきっかけでした。
ラパラは、最初はルアーを手作りしていましたが、その後、製造プロセスを改良して大量生産を開始しました。
彼の最初のルアーは、スピニングアクションという特殊な泳ぎをすることで、魚を誘うことができる「オリジナルフローティング(Rapala Original Floater)」でした。
このルアーは、今でもラパラ社の代表的な製品の1つとして愛されています。
ルアーが比較的に 軽いので、当時のベイトリールでは投げても飛距離が出なかった想い出があります。
シャッドラップ、ファトラップ、ジョイントラパラ、シャッドラップSSR
Thinfin(スィンフィン)/Storm(ストーム)
1930年代にアルバート・アンドリュースによって創設されました。
Stormが最初に作成したルアーは、「Wiggle Wart」というクランクベイトです。
このルアーは、1950年代に作られた最初のプラスチック製クランクベイトの一つで、現在でも人気があります。
その他の有名なルアーには、「ThunderStick」「Hot ‘N Tot」「Rattlin’ Chug Bug」「WildEye Swim Shad」などがあります。
特徴
ルアーのネーミングと目が好きです。
チャグバグとホッテントットは特にお気に入りです。
チャグバグ、ウイグルワート、サンダースティック、ホッテントット
BILL LEWIS LURES
1960年代に創業されたアメリカに拠点を置くルアーメーカーで、アングラーから高い評価を得ています。ブラックバス釣りに特化したルアーを専門に製造しています。
代表的な製品としては、「Rat-L-Trap」というバイブレーションルアーがあります。
このルアーは、ベイトフィッシュのように振動する動きを発生させ、ブラックバスや他の魚を誘い出すことができます。
また、様々なサイズや色があり、水域やターゲットに合わせた選択が可能です。
ビル・ルイス・ルアーズはバイブレーションルアーで有名です。
Rat-L-Trap(ラトルトラップ)
BOMBER(ボーマー)
1946年に創業したアメリカに拠点を置く釣り具メーカーです。
主にハードルアーを中心に生産しています。
Bomber社は、最初のプラスチック製のルアーを開発したことで知られています。
その後、多くの新しい技術を導入し、高品質で信頼性の高いルアーを製造しています。
Bomber社の代表的な製品には、フラットA、ディープロングA、スクエアA、ファットAなどがあります。
これらのルアーは、ブラックバスやパイク、ウォールアイなどの淡水魚だけでなく、シーバスなどの海水魚の釣りにも使用されます。
特徴
有名なのはモデルAとロングAシリーズですね。目は赤色ベースに黒目か、黄色ベースに黒目が多いです。
この愛想のない目がいいのです。
モデルA2A、スピードシャッド、モデルA7A、ロングA
まとめ
どうでしたでしたか、見ていて楽しくなりますよね。私だけかもしれませんが。
今の作り込まれた日本のルアーよりも、アメリカ製のルアーには何か魅かれるものがあります。
たまにフリマサイトなんかで昔のアメリカ製ルアーを見たりしてますが、私みたいに好きな方が多いみたいで、けっこう高い値段で取引されていますね。
たまには懐かしいルアーを眺めて、想い出に更けるのもいいですよ。
紹介したいルアーはまだまだありますが、このあたりにします。
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